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リングギア

内側:ヘリカルギア

外側:スパーギア
リングギアの冷間鍛造化(研究開発中)
オートマチックトランスミッション(自動変速機)用の歯車「リングギア」の冷間鍛造化に挑戦。

リングギア
当社が取り組んだ「リングギア」とは?
外側にスパーギア(ストレートのギア)、内側にヘリカルギア(ハス歯のギア)を持つギアで、当社がすでに冷間鍛造による製造法の開発に成功している「プラネタリギア」(クラウニング付ヘリカルギア)と噛み合わせて使用されるギアです。

内側:ヘリカルギア

外側:スパーギア
クリアテックでは現在切削加工で製造されている「リングギア」の冷間鍛造化に挑戦しています。今回試作に成功した冷間鍛造による成形方法は、内外両歯を同時成形するもので、この開発による直接的な効果としては、材料歩留まりの向上・ギア騒音の軽減・強度の向上で、間接的にも環境に対する効果・小型化・原価低減などが期待されます。 具体的な成形方法は、冷間鍛造2工程で、内側ヘリカルギア・外側スパーギアを完成させるもので、 1工程目でリング状の材料に外歯と中歯を同時成形し、2工程目で歯車の要求精度を出すサイジング工程を計画するものです。